2014年5月28日水曜日

リングが輝いてます

新婚ではなく旧婚のお祝いリング

  結婚式で取り交わした結婚リングがいつの間にか何処かへ紛失して以来
  お互いリングを嵌めていた時期が新婚時代の短い期間だったことに気付く

  夫は仕事柄手術の前の手洗いにリングを外して一日何回も洗浄している
  うちに行方不明になってカーテンリングを嵌めて誤魔化しをしては私から
  非難を受けていました

  其のリングも無事見つかり意気揚々としておりましたが手術後のいつもの
  飲み会で酔った勢いで階段から落ちた時に薬指で支えたようで血液の流れが
  留まりパンパンに膨れ上がりリングか指かをカットしなければならないとの
  飲み仲間の医師達に怖い言葉を貰いリングをカットしました

  それ以来大切に書斎の引出の奥に仕舞われているようです

  私の場合は結婚式の際の指輪交換でサイズが合わずガッツンって指先で
  留まる状態で恥ずかしい思いで終わりました

  指輪を作るのに夫が我が家にやってきて紙縒りか紐でサイズを測って
  いったのが間違いの始まりでした

  今思い返せばサイズを替える機会を失し多分リングが箱に納まった
  ままになっていたのではないかと紛失の経過を推理しております

  そんなこんなで山あり谷ありの半世紀を乗り越えて最終章はベートーヴェンの
  シンフォニー第9の「歓喜」で迎えられる幸せを感謝しております

数日前にオーダしてましたリングが届きました

  不思議なご縁で今秋ファッションショウを開くスイスで創られて戻ってきました








目下お互いの薬指でキラキラと輝いております

  これで夫婦になったのだという実感が湧くのが不思議でした

  此の絆を大切にしていきます